[保存版特集]あなたの人生、老親の人生「最後の1週間」の過ごし方

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ここで間違えると台無しに

送るあなたが出来ること、
送られるあなたがやっておくこと

人生の大団円をきれいに迎え、後顧の憂いなく、後の世代にバトンをつなぐ。それが、最後の日までの1週間の理想である。「送られる人」「送る人」の双方が、この短い期間に何ができるか、すべてを明かそう。

第1部
老親を送る1週間

【Ⅰ】
無理は禁物、でも後悔してほしくない

「最後のわがまま」をどれだけ叶えてあげるか

「終末期に入り、1週間のように余命が限られてくると、本人だけでなく、送り出す家族も、緊張を強いられる日々となります。別れへの寂しさも先に立ち、うろたえてしまう方もいる。しかし、この時期の過ごし方がもっとも重要なのです」

 こう語るのは、本誌でもおなじみの死後手続きの専門家のひとり、税理士の佐久間裕幸氏だ。準備せずに最後の日が来てしまっては、遅いのである。佐久間氏が続ける。



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