樹木希林と加藤治子が通った鹿児島の「がん民間療法」

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余命宣告を受けた
50年来の親友と
旅行気分で仲良く通院

片や「全身がん」、片や「余命5ヵ月」。そう診断されても、笑い合い、前を向いて生き続けた二人の女性(ひと)がいた。稀代の大女優たちの知られざる交遊から「いかに病と生きていくか」が見えてくる。

治療費は最大500万円

「日本アカデミー賞の時に『私はがんです』って言ったのはね、70歳になったし、いつ死んでもおかしくないじゃない。だから、『ええい、この際公言しておくか』、そんな気持ちだったの。でもね、私の場合は特別。たまたま知り合いを通じて、ある放射線の先生と出会えたし、私のがんにその治療がピッタシ合ったの」



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