平尾誠二、君といるとなぜあんなに楽しかったんだろう

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山中伸弥編『友情2』、いよいよ刊行

「いまも君に励まされて、僕は生きている」(山中伸弥)

あまりに早い別れだった。'16年に53歳で亡くなった天才ラガーマン・平尾誠二。しかし、「平尾はいまも生きている」と親友たちは言う。彼と過ごした宝物のような日々は、忘れることなどできない。

本当の「格好よさ」を知った

 5月24日に刊行された『友情2 平尾誠二を忘れない』(講談社刊)。編者である京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥氏は、癌(がん)と闘う平尾氏を彼の家族と共に支え、そのときの平尾氏の姿に胸を打たれた。

〈平尾さんとの楽しかった思い出は数えきれませんが、目に焼きついているのは、1年余り続いた闘病中の姿です。



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