1972年、家族みんなで見ていたテレビ番組を懐かしむ

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特別企画
遠い昔の家族団欒、中心にはいつもテレビがあった

紅白歌合戦80.6%
水前寺清子『ありがとう』56.3%
朝ドラ『繭子ひとり』55.2%
連合赤軍あさま山荘事件50.8%
『8時だョ!全員集合』45.7%
横井庄一さん帰国41.2%
ミュンヘン五輪選手村襲撃32.8%
『木枯し紋次郎』32.5%

家のテレビはほぼつけっぱなし。ホームドラマから学園モノ、時代劇まで最高視聴率20%以上を獲得した連ドラは25本以上もあった。作る側にとっても、見る側にとっても幸福な時代だったに違いない。

10時間の生中継番組

 1972年こそ、日本人がテレビをもっとも見た年かもしれない。

 テレビの普及率が初めて90%を超えた'65年以降で、『NHK紅白歌合戦』の視聴率が一番高かったのが、この年である。

 なんと80.6%。



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