医療大特集 第2部 医療先進国アメリカとドイツでは、なぜ「多剤併用」を認めないのか
医療 | 2019.01.11 |
薬とどう付き合うか
【Ⅰ】
薬を4種類以上飲むのは危険、
6種類以上は生命の冒険
効果より副作用が強い
薬を4種類以上飲むのは危険、
6種類以上は生命の冒険
効果より副作用が強い
あなたは今、何種類の薬を飲んでいますか。
アメリカ、ニューヨークにあるマウントサイナイ医科大学病院に所属するジョエル・フォーマン医師はこう語る。
「近年、アメリカの医師の間では、できるだけ薬を最小限の処方に留める傾向が強くなっています。まだまだ途中ですが、現在、アメリカでは、多剤併用について国を挙げて改善しようと努力しています。その理由は、高齢者の場合、たくさんの薬を飲めば飲むほど、効果よりデメリットのほうが大きくなるからです。
アメリカ、ニューヨークにあるマウントサイナイ医科大学病院に所属するジョエル・フォーマン医師はこう語る。
「近年、アメリカの医師の間では、できるだけ薬を最小限の処方に留める傾向が強くなっています。まだまだ途中ですが、現在、アメリカでは、多剤併用について国を挙げて改善しようと努力しています。その理由は、高齢者の場合、たくさんの薬を飲めば飲むほど、効果よりデメリットのほうが大きくなるからです。
会員の方は