妻の目を盗んでテレビかよ 第427回 手がけた舞台の意外な共通点

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文 福田雄一 構成作家
 2018年。ふと振り返ると恐ろしい年だった。だって年内に撮った映画を、年内に撮ったドラマを、年内に放送してんだもん。それにね、舞台のラインナップがなんつーか、神のイタズラとしか思えない。なんでかっていうとさ、年始に皆様ご存じウディ・アレンの『ブロードウェイと銃弾』。夏に山田孝之くん主演の『シティ・オブ・エンジェルズ』。そして今、本番中の『サムシング・ロッテン!』。この3本、これ、すべて主人公が「書けなくて苦しんでいる作家」の話なのだ。



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