青春フォークソング 隠れ名曲100

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特別企画

1960~1970年代
僕だけの、私だけの心の歌がある

もとまろ『サルビアの花』 川村ゆうこ『風になりたい』
吉田拓郎『こうき心』 アリス『ページ99』
さだまさし『吸殻の風景』 イルカ『あの頃のぼくは』
小室等『雨が空から降れば』 かぐや姫『うちのお父さん』
西島三重子『池上線』 風『君と歩いた青春』
――あの切なくて、まぶしかった日に帰ろう

40代以下の若者はほとんど知らない。フォークソングが流行したのは、わずか15年ほどだ。それでも、ある特定の世代に強烈な印象を残した。フォークに励まされて、日々を懸命に生き、恋をした。

歌詞が心に刺さった

「'60~'70年代のフォークソングの良さは、『自由』だと思うんです。ギター一本で、自由なコード、自由な歌詞で歌う。ヒットを狙っている歌謡曲とは明らかに違います。フォークには歌詞の力強さがあるんですよ。フォークを初めて聴いたとき、僕は凄い音楽があるものだって衝撃を受けました。ふざけているように思えても実はシニカルだったり、ひねりがあったりする。フォークは10代の僕に社会をストレートに教えてくれました」



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