[医療大特集]老いた父・母に手術はいらない そう決心した人たちのいまの思い

[ptitle]
何がいちばん大切なことか

80歳すぎてのがん宣告

病に冒されると、目の前の治療に精一杯で、つい医師の言いなりになってしまう。だが、忘れてはいけないのは、自分にとって何がいちばん大切かということ。知識を得て、自衛しなくてはいけない。

「無治療」が増えている

 千葉県在住の星野忠夫さん(57歳・仮名、以下同)の父、良治さん(83歳)に大腸がんが見つかったのは、'16年末のこと。



会員の方は