貴乃花はどう生きるべきか

[ptitle]
無職
あまりに不器用で見ていられない

突然の発表だった。相撲協会とのガチンコ勝負の末に平成の大横綱が選びとったのは、人生のすべてを捧げてきた「土俵」から降りるという予想外の選択だった。そして、待ち受けるのは茨の道――。

「相撲道」と共に散る

「なにせ、あれだけの大横綱ですからね。今までの功績と力士としての『格』、世間での知名度を考えたら、将来間違いなく理事長になるべき人物だったはず。昭和の力士で言えば故・北の湖理事長のような存在だった。それほどの人が、ああいう形で角界を追われなければいけないのは、ひとりのファンとして本当に残念でなりません」



会員の方は