祝儀・不祝儀いつでも3000円 樹木希林さんのやり方に学ぶ

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人生100年時代の賢い生き方

手土産も受け取らなかった

「女優というより、人としてどう生きるかが大事」。そう語っていた彼女は見栄や世間体にとらわれなかった。その飾らない普段の生活を知るだけでも、私たちは人生のヒントを数多く得ることができる。

悩むのが馬鹿らしい

「やり残したこと? そんなの、ありませんよ」

「女優としてではなく、一人の人間として、ひっそりと逝きたいのよ」

 そう本誌のインタビューに語っていた樹木希林さん(享年75)が亡くなって2週間あまり。彼女の人柄を偲ばせる逸話を知れば知るほど、人生100年時代を生きる私たちが学ぶべきことがたくさんあった。なかでも、彼女が口にしていたという、このルールは多くの示唆に富んでいる。



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