医者は女性が8割に でも彼女たちは外科医にはならない

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東京医大の入試不正で国民的議論
試験の点数だけで選ぶと、こうなる
――手術できない医者ばかりで、本当にいいのか

心筋梗塞や脳卒中で急に倒れて病院に搬送されても、執刀する医師がいない――。そんな悪夢のような未来が待っているかもしれない。「男女平等」もいいけれど、きれいごとだけでは物事は解決しない。

不正は確かにダメだが…

「今回の東京医科大学の不正入試問題で、医学部入試において女子だけを減点させるようなことは今後、困難になり、女子医学生や女医の割合は上昇していくでしょう。

 しかし、女医は外科のような多忙な診療科を避け、皮膚科や眼科、耳鼻科といった比較的仕事が楽な『マイナー科』を選択する割合が高い。当直や急変患者の多い産婦人科や小児科を選んだ上で、『当直・残業免除』を選択する人も多くいます。



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