「海の日合併号」巻頭企画 一流企業の社長20人「私が入りたかった会社」

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就職で悩む学生・親にも読んでもらいたい

三井住友FG・日本生命・野村HD・キリンHD・ローソンほか

就活でJALに落とされたANA社長
人生、何が幸いするかわからない

22歳で、すべてを予測することは不可能だろう。ではトップに立った人物たちは、学生のとき何が見えていたのか? 社長たちの「就活時代」を総力取材!

「運命とは本当にわからない」

 40年前の'78年秋、大学4年生だったANAホールディングス・片野坂(かたのざか)真哉社長(63歳)の就職活動の結果は「4勝4敗」。

 合格したのはトーメン、大正海上(現・三井住友海上)、TBS、全日本空輸。不合格が東京海上火災(現・東京海上日動)、NHK、東京ガス、そして日本航空――。片野坂氏は、当時ナンバーワンだったJALに落ちて、ANAに入社した。



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