緊急レポート 金正恩が警戒する「軍部クーデター」

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6.12米朝会談、こう見るのが正しい

北朝鮮を留守にするのが、心配で仕方ない

世界を混乱に陥れてきた「2大巨頭」が初顔合わせするのだから、もう何がおっ始まってもおかしくない。だが「鬼の居ぬ間の平壌」もまた、風雲急を告げている。「世紀の会談」の直前レポート。

近藤大介(本誌編集次長)

建国以来最大のイベント

 6月12日午前9時、ついに「世紀の会談」が実現する。トランプ大統領と金正恩(キムジョンウン)委員長の初めての米朝首脳会談だ。

 両国首脳ばかりか、約3000人もの報道陣を受け入れるシンガポールでは、1965年の建国以来、最大規模の警備が行われ、ものものしい雰囲気に包まれている。



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