決定!平成の小説ベスト50 「1位は映画化もされた、あの歴史小説」

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5位に髙村薫『レディ・ジョーカー』、宮部みゆきはベスト10に3冊ランクイン。

「日本一の書評」特別編
書評家・書店員・本好き芸能人たちが選んだ

選者(五十音順)
生島淳(ノンフィクションライター)
池上冬樹(文芸評論家)
大森望(翻訳家、書評家)
大矢博子(書評家)
杉江松恋(文芸評論家)
田口幹人(書店員)
立川談四楼(落語家)
豊﨑由美(書評家)
永江朗(フリーライター)
速水健朗(ライター)
細谷正充(文芸評論家)
米光一成(ゲーム作家)

何度読んでも泣ける

「落語にも人情噺がありますが、『寸止め』がいいとされ、『客席の1人か2人が目にハンカチを当てる程度』と言われます。しかし浅田次郎さんは容赦がない。全員が泣くまでグイグイとダメ押しをする。さんざん泣かされ、やれひと安心と油断していたら、最後の最後、主人公・吉村貫一郎の親友・大野次郎右衛門の手紙のくだりでまた大泣きさせられるんです」



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