兜町で40年以上喰ってきた三賢人が集結! 「前代未聞のこの相場。どうすれば儲かるか教えよう」

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安藤富士男×伊藤嘉洋×植木靖男

兜町に飛び込んではや40年以上、相場とはつくづく「勘」だね。人生を懸けて鉄火場を生き抜いてきた者だけにわかる、儲けの匂いってもんがある。今回は特別だ。その秘中の秘を教えようじゃないか。

昭和43年大相場と平成バブル

植木:日本株はいま約26年ぶりの高値だと騒がれていますが、確かに久しぶりにワクワクする相場です。私がいま過去の大相場で思い出しているのは、昭和43年の大相場。当時は証券不況がまだ続いていて、昭和42年の暮れには証券界は悲観的で真っ暗だった。ところが、年明けから株価が急に上がり出したと思ったら、日経平均株価は1200円くらいから1800円くらいまで急上昇を描いた。当時、そんな大相場になることを予測したのは、たったひとりだけ。吉田虎禅(こぜん)さんでした。



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