人口減少ニッポン あの大企業は生き残れるか トヨタの「人口8000万人対策」
経済 | 2017.06.19 |
三菱商事、サントリー、ANA、鹿島建設、明治安田生命、セブン&アイ、野村グループほか有名企業のトップはこう考えている人口が減るのは恐ろしいことだ。縮む市場を奪い合い、赤字まみれで倒れる企業が続出する。経営者が判断を誤れば、会社は即死する――人口減少は確実にくる。もう何が起きてもおかしくない。
鈴木敏文氏が本誌に語った「人口減少論」
セブン&アイ・ホールディングス前会長の鈴木敏文氏は言う。
「これまで日本で人口は増え続けてきたが、人口減少の時代へ本格的に突入します。経営者が従来の考えに安住していたら、会社はすぐに立ち行かなくなるでしょう。人口減少は確実に起きるとわかっていて、避けられるものではない。まずは頭を切り替えることが先決です。社会が大きく変わっていく中で、企業経営者はなにをすべきかを真剣に考えていかなくては生き残れない」
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