週現『熱討スタジアム』第241回 昭和の名大関 初代貴ノ花を語ろう 今週のディープ・ピープル 舞の海 秀平×さいとう・たかを ×玉木正之

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ソップ型の細い体で
巨漢に立ち向かう姿が涙を誘った

細身で筋肉質の体がまっすぐにぶつかっていく――奇をてらわず、愚直に相手と対峙するその姿に、国民は熱狂した。「名大関」の熱い相撲をいま振り返る。

しなるような肉体

舞の海:貴ノ花関の初土俵は、昭和40(1965)年の夏場所。中学卒業後すぐに部屋に入門したので、まだ15歳でした。

玉木:身長こそ180㎝以上ありましたが、体重は80㎏そこそこしかなかったはず。非常に細身の力士でしたね。



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