「野球選手の人生は13歳で決まる」第4回:青学大1年[二刀流]鈴木駿輔 英才教育は10歳から始まった

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こいつが3年後ドラフトの「目玉」になる!

才能を伸ばすためには、環境が大きく左右する。幼少期からプロで活躍した一流選手に出会い、教えを請うた。日本ハム・大谷翔平に続け、と学生時代から二刀流に挑む逸材の成長過程を追った。

取材・文 赤坂英一(ライター)

清宮の目の前で特大の一発

 今春の選抜大会で優勝した大阪桐蔭高校2年・根尾昂(ねおあきら)が、投手と野手の両方で活躍した約7ヵ月前、昨夏の選手権大会にも「二刀流」で甲子園を沸かせた逸材がいた。春4回、夏13回もの出場を誇る福島で一番の強豪・聖光学院のエース兼4番だった鈴木駿輔(しゅんすけ)。彼ほど幼少期から徹底的なアスリート教育を受け、プロ野球選手に指導を受けてきた例は極めて珍しい。



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