週現『熱討スタジアム』第227回 市川團十郎という「業」を語ろう 今週のディープ・ピープル 篠田正浩×関容子×犬丸治

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いずれ海老蔵が受け継ぐこの名跡は、
華やかな芸とスキャンダルに彩られてきた

歌舞伎界の名門中の名門、市川家。だが、江戸時代から350年続く名家の陰には「非業の最期」を遂げた者も少なくなかった。歴代市川團十郎の生涯を辿る。

舞台上で刺殺された初代

犬丸:歌舞伎、梨園の中でもやはり「市川家」というものは特別です。中村家、尾上家など数多くの家がありますが、「宗家」と呼ばれるのは市川家だけですからね。團十郎を語ること自体、歌舞伎史を語ることでもあるんです。



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