週現『熱討スタジアム』第225回 吉幾三の『雪國』を語ろう 今週のディープ・ピープル 京建輔×長谷川喜一×田勢康弘

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逢いたくて恋しくて泣きたくなる夜――
厳寒の津軽が目に浮かぶ

『俺ら東京さ行ぐだ』のイメージとはかけ離れた艶々しい恋歌に耳を疑った。津軽訛りの田舎者というだけじゃない吉幾三の本質が、この歌には込められている。

曲に雪を降らせてほしい

田勢:初めて『雪國』を聴いたときのことは忘れられません。それまで吉幾三の歌と言えば、『俺はぜったい!プレスリー』や『俺ら東京さ行ぐだ』のような、いわゆるコミックソングしか知らなかったので、「吉幾三がこんな歌を作ったのか」と驚きました。



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