厚労省が新たに認定した「副作用のある薬」30 降圧剤のノルバスクは「劇症肝炎」ラシックスは「間質性肺炎」ほか

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知っておかないと危ない

患者にはいっさい知らされないが、副作用の情報は刻々と更新されている

利尿剤のダイアートは白血球減少
糖尿病のジャヌビアとエクアは皮膚の水疱
コレステロールのリピトールとリバロは筋力低下
血液サラサラのリクシアナは肝機能障害
胃薬のネキシウムは横紋筋融解症
痛み止めのロキソニンは腸閉塞
抗がん剤のオプジーボは紫斑病と心筋炎

あなたの飲んでいる薬にも、新しい副作用が追加されているかもしれない。厚労省が改訂指示を出す薬の安全情報は、なんと年に500件近くに上る。だが医者があなたにそれを教えるとは限らない。

全然知らない医者もいる

 その文書はいかにも官僚的な文句で始まる。

「平成28年10月18日に改訂を指導した医薬品の使用上の注意のうち重要な副作用等について、改訂内容等とともに改訂の根拠となった症例の概要等に関する情報を紹介します」



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