[連載第5回]ザ・芸能界 能年玲奈が「のん」になって得たものと失ったもの

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テレビが映さない真実

能年と事務所、双方の言い分が最も激しくぶつかり合ったのが、「新会社設立」と「改名」についてだった。芸能界のしきたりを破った彼女に、何が待ち受けているのか。当事者が事件の核心を語った

田崎健太(ノンフィクション作家)。

「三毛andカリントウ」

 芸能記事には、悪意に満ちた恣意的な噂、あるいは事態を知るはずもない周辺関係者の無責任な証言を元にしたものもある。この連載を始めるときに意識したのは、しっかりとした証言者、資料によるファクト(事実)を積み重ねることだった。



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