まだその手術を受けますか まだそんな薬を飲みますか【第二部】①[白内障 緑内障 副鼻腔炎 慢性中耳炎 メニエール病ほか]この手術を受けてはいけない!

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高齢になると医者にすすめられる「目」「鼻」「耳」

「少しでも治る可能性があるなら手術をしましょう」と言う医者は少なくない。だが、それは本当に患者のためを思っての発言だろうか。海外ではやらない治療をなぜ日本の医者はやりたがるのか。日本の医療が抱える問題をえぐり出す。

失敗したら取り返しがつかない

 60歳を超え、徐々に視力が低下してきたという山本浩介さん(65歳・仮名)は、眼科で診察を受けたところ白内障と診断された。白内障は、眼の中でレンズの役割をする水晶体が濁ってしまい、視力が低下する病気で、80歳以上になると、ほとんどの人がなると言われている。



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