週現『熱討スタジアム』第203回 名優 金子信雄を語ろう 今週のディープ・ピープル 丹阿弥谷津子×織本順吉×成田万寿美

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「ええケツしとるの~」
『仁義なき戦い』の山守組長は
邦画史上最大のハマリ役だった

「山守さん、弾はまだ残っとるがよう」。広能(菅原文太)に脅され、ビビる山守組長。『仁義なき戦い』で、金子が演じた小ズルくて小心者の山守は、最高だった。

憎たらしさが最高だった

丹阿弥:夫(金子信雄)との出会いは昭和18年(1943年)、私が19歳でむこうは21歳でした。私はすでに文学座にいて、そこに金子が入ってきたんです。



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