週現『熱討スタジアム』第202回 早大野球部・石井連蔵監督を語ろう 今週のディープ・ピープル 小宮山悟×野村徹×安藤統男

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選手に「一球入魂」を叩き込み、伝説の早慶6連戦を制した

この男の前では「一生懸命」という言葉は禁句だった。「常にその気持ちで事に挑めば、口にする必要はない」。「鬼の連蔵」が伝えた魂は今も生き続ける。

現役時代はエースで4番

野村:長い歴史(1901年創部)を持つ早稲田大学野球部で、2度監督を務めたのは、後にも先にも石井さんしかいない。

小宮山:しかも最初に就任されたのは25歳という若さでした。スパルタという言い方が通じていた時代で、「鬼の連蔵」と選手から恐れられていた。本当に死ぬ思いで練習していた、という話を先輩からよく聞きました。



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