週現『熱討スタジアム』第199回 豊田商事「会長刺殺事件」を語ろう 今週のディープ・ピープル 冨村和光×吉岡忍×西村秀樹
社会 | 2016.06.12 |
被害総額2000億円
バブル前夜に社会問題化した
巨額詐欺事件の凄惨な結末
「本当に殺したのか」――白昼の惨劇だった。血まみれの永野会長が運び出される姿が、テレビに映し出される。これは現実なのかと、誰もが言葉を失った。
バブル前夜に社会問題化した
巨額詐欺事件の凄惨な結末
「本当に殺したのか」――白昼の惨劇だった。血まみれの永野会長が運び出される姿が、テレビに映し出される。これは現実なのかと、誰もが言葉を失った。
報道陣の目の前で
吉岡:'85年6月18日に起こった豊田商事事件は、被害総額2000億円という日本最大級の詐欺事件ですが、それ以上に印象的だったのは、会長の永野一男(当時32歳)が取材陣の前で刺殺され、その様子がテレビで放送されたことでした。
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