前駐韓大使・武藤正敏氏インタビュー「朴槿恵はまもなく、習近平と決別する」
政治(国際) | 2016.04.23 |
――国益は中国より日米、それにようやく気づいた
総選挙で大惨敗を喫した朴槿恵政権は、任期2年を残してレイムダックとなるのか。「モノを言う大使」武藤氏が、「韓国の大誤算」について緊急直言。中国と決別し日米韓の連携強化こそが正しい道だと説く。
総選挙で大惨敗を喫した朴槿恵政権は、任期2年を残してレイムダックとなるのか。「モノを言う大使」武藤氏が、「韓国の大誤算」について緊急直言。中国と決別し日米韓の連携強化こそが正しい道だと説く。
朴槿恵の反日は本心ではない
4月13日に実施された韓国の総選挙(全300議席)は、朴槿恵(パククネ)大統領率いる与党セヌリ党が、146議席から122議席と大きく減らし、目標としていた過半数に届かないどころか、第1党からも滑り落ちました。強引な政治手法への反発から、首都圏で逆風が吹いたのです。
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