週現『熱討スタジアム』第191回 『裸の大将』を語ろう 今週のディープ・ピープル 芦屋小雁×澤田隆治×佐藤利明

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「ぼくは、おむすびが好きなんだな」
ランニングに半ズボンと赤い傘
人生は理屈じゃないと教えてくれた

「野に咲く花のように人を爽やかにして」街を去っていく。そんな放浪の画家・山下清の言葉と貼り絵には、悩みを抱えた人々の心を溶かす温かみがあった。

清さんも驚くほど似ていた

佐藤:'80年代の日曜夜9時の枠には、『NHK特集』、『東芝日曜劇場』(TBS)、『日曜洋画劇場』(テレビ朝日)など、人気番組が並んでいました。その中で17年にわたり、高視聴率を取りつづけた『裸の大将』は、歴史に残る名作です。

小雁:僕は、第一話を見た時に「これは、いける」と思いました。当時のテレビドラマには少なかった、「人情味溢れる」作品だったからです。笑いあり、涙ありで、子供からお年寄りまで一緒に楽しめました。



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