この春楽しむ「大人の銭湯巡り」

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北は北海道から南は鹿児島
東京都内にも実は「名湯」がある

かの江戸時代の作家、式亭三馬が『浮世風呂』を上梓したのは今から約200年前。古くから日本人が愛してやまない銭湯が今、消滅の危機に――探訪記者はその魅力を再発見すべく、全国を駆ける。

都心のド真ん中にもあります

 日本人の風呂好きは今に始まったことではないが、花の東京のド真ん中、千代田区大手町にも一昨年温泉が湧き出し、高層ビルの地下に「大手町温泉」として、今年5月に開業する予定だ。

 その一方で、昔ながらの「銭湯」は少しずつ消え去っている。廃業する銭湯が多い中、全国のファンもまだ知らないホットなニュースが、いまどき珍しい銭湯の復活だ。



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