二宮清純レポート 井端弘和「すべては友のために」

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もう少しで名球会、でも未練はなかった
巨人一軍内野守備走塁コーチ

際どいボールをカットしつづける粘りのバッティングに、ゴールデングラブ賞7回の華麗なグラブ捌き。いぶし銀の技術でチームを支え続けた名手は、今度は参謀として、盟友を支える道を選んだ。

高橋由伸からの電話

 内野にゴロが転がると同時に本塁目がけて三塁ランナーがスタートを切る。タッチよりもスライディングの方が一瞬、早い。昨季までならアウトと思われるケースのほとんどがセーフとなった。



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