宇能鴻一郎「官能小説」傑作選 第四十四回〈来診セックス〉

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今回掲載した「来診セックス」は、1979年に刊行された『あたし看護婦』に収められた一編。『あたし看護婦』は、病院を舞台に若手女医やグラマーな看護婦などが、刺激的なセックスを経験する様子が濃密に描かれている。

 あたし、女医なんです。

 でもまだ若いし、開業したてなものだから、どんな患者さんでも、診なくちゃならないんです。



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