週現『熱討スタジアム』第178回 あの頃、日本は元気だった 1970大阪万博を語ろう 今週のディープ・ピープル 堺屋太一×ラサール石井×山下裕二

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「太陽の塔」「月の石」に長蛇の列
総入場者数は6400万人

来場者たちは皆、人類の進歩と明るい未来を信じていた――戦後日本の最大のお祭りだった万博。会場で胸躍らせたファンたちと「祭りの仕掛け人」が語った。

「ソ連館」も人気だった

山下:大阪万博というと、ひたすら行列に並んでいた記憶があります。

 当時、私は小学校6年生で広島に住んでいましたが、あれほどの人波を見たのは生まれて初めてでした。

石井:万博には日本人だけでなく、外国人もたくさん来ていましたね。僕は大阪市内に住む中学3年生だったんですが、当時はまだ外国人が珍しかったので、色んな国の人たちにサインしてもらいました。

堺屋:大阪万博こと「日本万国博覧会」が開催されたのは、今から45年前の'70年。3月から9月までの半年間で、約6422万人が訪れました。



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