次々に吹き荒れる粛清の嵐 金正恩 頭のネジがぶっ飛んだ
政治(国際) | 2013.12.28 |
「馬鹿は薬では治らない」。そんな朝鮮の古い諺(ことわざ)を地で行くのが、いまの金正恩だ。もう誰も止められないトップの暴走。「悪で築いた暮らしは悪で滅びる」。朝鮮の諺は正恩の未来をも、すでに予言している。
前代未聞の更迭劇だった
北朝鮮の冬は、零下20℃を下回る寒さだ。だが、この冬は「平壌(ピョンヤン)奥の院」で権謀術数が渦巻き、幹部たちにとってもひときわ寒い冬となっている。
そんな中、12月17日に、金正日(キムジョンイル)総書記が死去して2周年を迎える。北朝鮮の儒教の風習によれば、翌18日に「父親の喪が明ける」ことになる。
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