衝撃レポート・実は中流が危ない「年収700万円世帯」が下流老人にいちばんなりやすい

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「日本の中流」といえば、豊かな暮らしの象徴。もちろん自分もその一員だ。人並みに家を買い、子供を育てる――なんとなくこう考えている人が、老後に真っ先に「下流」へ落ちる。時代は変わった。

「普通より上」と思っていたら

「もう、食費や生活費を切りつめた生活にも慣れました。働いていた頃は、年収は700万円ほどありましたから、『老後もきっと大丈夫だろう』と思っていたんですが」

 こう言って苦笑するのは、東京都内に住む72歳の男性である。この男性は、現役時代は有名外資系ホテルに勤めていた。しかし、長期間の海外勤務で手当も受け取っていたにもかかわらず、浪費が多く、まとまった貯蓄ができなかった。退職後、妻が病気を患ってからは、ギリギリの生活を強いられているという。



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