妻の目を盗んでテレビかよ 第283回 妻の両親が言った「ありがとう」

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文 福田雄一 構成作家
 とある夜、映画の編集を早めに終えて帰宅すると、妻の両親が次男のお世話をしてくれていた。妻はまつげエクステ、略して「まつエク」のため外出中だという。僕が仕事が忙しい時に「次男の世話はじいじとばあばに頼んでくれないかな?」と言うと「そう簡単に頼めるわけないじゃん!」と言われる。なのに、自分の「まつエク」のためならわりと簡単に頼むんだなと実感した。



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