「老衰なら病院代がいらない」は大間違い! 第2部 在宅死か、病院死か 家族を見送った人たち「いまだから分かること」

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新藤兼人監督の場合

「亡くなる直前まで仕事を続け、自宅で孫娘に見守られながら、スーッと息を引き取った。息子である私も憧れるくらい、パーフェクトな最期だったと思います」

 日本を代表する映画監督・新藤兼人氏の次男で、近代映画協会社長の新藤次郎氏はこう語る。



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