二宮清純レポート 木田優夫(45歳・石川ミリオンスターズGM兼投手 元巨人のドラ1)が出会った「もう一つのプロ野球」

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投げるのが好きなんで―金沢の小さな球団に身を移しても、木田が野球を続ける理由だ。8度の移籍と度重なるトライアウトを経験した男は、他のどのプロ選手よりも、野球を楽しんでいた。

まだ球は速くなる

プロ野球選手が名刺を持つこと自体、珍しいが、名前の上に記載されている肩書は、もっと珍しい。

〈GM兼投手〉

―世界中で、こんな肩書を持っているのはひとりだけでしょう?


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