『流』直木賞受賞記念対談 伊集院静×東山彰良 人間の「覚悟」と「運命」について語ろうか

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伊集院氏は言う。「移民の子がことさら不幸と言うつもりはない。ただ何かをする時、人より覚悟が必要なだけだ」。ともに異国をルーツに持つ二人の作家が、人生、家族、そして小説について熱く語り合う

真実と事実は違う

伊集院:受賞おめでとう。長く直木賞の選考をしていて、これだけ高い評価を受けた作品はなかなかありません。

東山:ありがとうございます。まだ身辺が落ち着かない感じです。



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