会う食べる飲む、また楽しからずや 第二百十一回 ドン小西さんの巻

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いくつになっても
酒の肴は色恋沙汰に限る
なんて、ウイスキーをちびり
新たな仕事に新たな出会い
「余生」を過ごす暇はない

○月×日

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絵/市川興一
「うるか」
滋味深く上品な苦味がある
贅沢な珍味「うるか」
専門店ならではの最高の肴だ
 午前6時に目覚め、コーヒーを飲みながらテレビでニュースをチェック。前の晩が遅かったので再びウトウトして、10時ごろからブランチの準備をする。主食代わりにたっぷりのサラダ、それに蒸し鶏やゆで卵。10年ほど前に妻と別れてから食事には苦労したが、今では料理も手慣れたものだ。



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