愛する会社を敵に回して、戦い続けたサラリーマンの記録 わが東京海上との「1300日裁判」

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ジャーナリスト:長谷川 学
独占!
平穏な会社生活を送っていた一人のサラリーマンを突然襲った謎の降格人事。真実を求めて止むなく起こした裁判では、長年愛し、勤めてきた会社から思いがけない非難を受け――。現役社員の慟哭。

なぜ、私がこんな目に

「最初はまったく青天の霹靂(へきれき)で、何が起こったのか理解できませんでした」

 こう語るのは、損害保険業界大手の東京海上日動火災保険に勤める50代の現役社員、田中一郎氏(仮名)だ。



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