週現『熱討スタジアム』第140回渚ゆう子『京都慕情』を語ろう 今週のディープ・ピープル 渚ゆう子×川口真×草野浩二

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「テケテケサウンド」で一世を風靡したベンチャーズの曲を、ハワイアン歌手が日本語で歌う。日本からかけ離れた組み合わせのはずが、この曲には京の都を思い出させる不思議な魅力があった。

涙の裏には本当の失恋が

渚:私が歌った『京都慕情』が発売されたのは'70年12月。その7ヵ月前の5月に出した『京都の恋』に次ぐ、京都シリーズの第2弾でしたね。

草野:そう。どちらもディレクターは僕で、作曲したのはベンチャーズでした。'95年に亡くなった林春生さんが作詞して、アレンジ(編曲)は川口さんが担当。この顔合わせも一緒です。

川口:曲調は随分と違いましたけどね。『京都の恋』はアップテンポだったけれど、『京都慕情』は情緒的でした。



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