「寝たきり」の分岐点──ちょっとした「選択ミス」が人生を大きく変える

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週現スペシャル

まさかこんなことで

寝たきりは「なる」ものではなく、「つくられる」ものだという。意外なところでその分岐点は訪れる。「あのとき、こうしておけばよかった」と後悔する前に、知っておいたほうがいいこととは。

意外なことがきっかけに

 高齢者の体調が急変したとき、自宅で様子を見るか、すぐに病院へ行って検査を受けるか。いま思えば、その選択が分岐点だった。

 埼玉県に住む谷口和彦さん(仮名・76歳)の娘は、そのとき「すぐに病院へ行ったほうがいい」と判断した。



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