週現『熱討スタジアム』第133回 『東京物語』原節子を語ろう 今週のディープ・ピープル 宝田明×川又昂×佐藤忠男

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人気絶頂の42歳で突然の引退
あれから52年―
「永遠の処女」は伝説の女優になった

「私、本当はズルいんです―」。人々の記憶に残る、映画『東京物語』の名セリフだ。銀幕に燦(きら)めき、そして忽然と消えた伝説の女優。その素顔が今、甦(よみがえ)る。

彼女の涙に国民が震えた

宝田:'62年に原節子さんが引退されてから、もう半世紀以上になります。以前は鎌倉のショッピングセンターで買い物をする姿を目撃されたりしていましたが、最近はあまりお噂を聞きませんね。お元気にされているのでしょうか。



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