週現『熱討スタジアム』第131回 深夜番組の最高傑作を『11PM』語ろう 今週のディープ・ピープル カルーセル麻紀×松岡きっこ×望月和雄

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♪シャバダバ ダバダバ~
オープニングテーマに心が躍ったお色気と硬派ニュースの玉手箱

昭和40年、その番組は突如としてお茶の間に流れた。テレビで裸が見られる! 風俗紹介、石油危機、UFO、なんでもありの深夜番組に男たちは夢中になった。

5秒で視聴者をくぎ付け

望月:この番組が始まったのは1965年。僕の元上司で今年の9月に亡くなった元プロデューサーの井原高忠さんが、「深夜にニュースショーをやりたい」と宣言したことがきっかけでした。今なら午後11時は深夜ではないんだけど、当時は完全に深夜だった

松岡:それで初代のプロデューサーが、後藤(達彦)さんだったのよね。

望月:報道局にいた後藤さんを井原さんが引っ張ってきたんだ。そして、司会者に据えたのが当時、『週刊読売』の編集長だった山崎英祐(えいすけ)さん。

麻紀:じゃあ「月水金が日本テレビ制作で、火木が読売テレビ制作」っていうのも、その時に決まっていたの?



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