かわいい「孫」との接し方 第3部 教育方針、相続……孫を巡る「我が子」とのトラブル、その対処法
社会 | 2014.10.08 |
少し引いたところで見守る
孫の気持ちが分からないのは悲しい。そして、祖父母にとってさらに深刻なのは、孫を巡ってその親、つまり「我が子」とトラブルになることである。
5歳になる男の子の孫を持つ岡野英雄さん(仮名・62歳)が言う。
「うちの孫はピーマンが嫌いなんですが、食べずに残していると母親から『好き嫌いせずにちゃんと食べなさい』と叱られるんです。あまりにきつく言うもんだから、泣き出してしまうこともあるんですよ。
『まあまあ、無理して食べさせなくても』と私が言うと、娘は『そうやって甘やかさないで』と怒るんです。かわいい孫が怒られているのを見るのが辛くてね。正直野菜の好き嫌いなんて大人になれば、それほど大きな問題じゃないのに」
自分が育てた子供だから分かってくれるだろう。祖父母はそう考えがちだが、話はそう簡単ではない。
5歳になる男の子の孫を持つ岡野英雄さん(仮名・62歳)が言う。
「うちの孫はピーマンが嫌いなんですが、食べずに残していると母親から『好き嫌いせずにちゃんと食べなさい』と叱られるんです。あまりにきつく言うもんだから、泣き出してしまうこともあるんですよ。
『まあまあ、無理して食べさせなくても』と私が言うと、娘は『そうやって甘やかさないで』と怒るんです。かわいい孫が怒られているのを見るのが辛くてね。正直野菜の好き嫌いなんて大人になれば、それほど大きな問題じゃないのに」
自分が育てた子供だから分かってくれるだろう。祖父母はそう考えがちだが、話はそう簡単ではない。
会員の方は