週現 『熱討スタジアム』第122回 「三択の女王」が登場!『クイズダービー』を語ろう 今週のディープピープル 大橋巨泉×副島恒次×竹下景子

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「倍率ドン!」「はらたいらさんに3000点」。数々の名言、名シーンを生んだ伝説のクイズ番組はいかにして作られたのか。舞台裏を知る大物たちが語った。

「即打ち切り」の危機

副島:『クイズダービー』がスタートしたのは、'76年1月3日です。毎週土曜日の夜7時半から30分間放送され、'92年の12月まで丸17年間続きました。

竹下:終了してからもう22年も経つんですね。私は'76年の10月から参加させてもらいましたが、番組開始にはどんな経緯があったんですか?

巨泉:僕が『クイズダービー』の構想を得たのはたまたまあるテレビ番組をカナダで観たのがきっかけなの。『クイズダービー』同様、クイズの解答者を競走馬に見立て、出場者が正解すると予想した解答者に持ち点を賭け、賞金獲得を目指すスタイルだった。解答者の中には、学者風のおじさんからマリリン・モンローのような金髪セクシー美女もいて、難しい問題が出ると彼女に80倍のオッズがついたりするわけ。



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