血液検査で「がん」診断 こんなことまで、すぐ分かる!
医療 | 2014.08.27 |
「乳がん診断」は来年から実用化
レントゲンなど面倒な検査はいらない。たった1滴の血液だけで、ごく早期のがんでも発見できるようになるという。見つかったときには手遅れ―そんな悲劇は、もう起こらなくなるかもしれない。
レントゲンなど面倒な検査はいらない。たった1滴の血液だけで、ごく早期のがんでも発見できるようになるという。見つかったときには手遅れ―そんな悲劇は、もう起こらなくなるかもしれない。
1時間で結果が出る
たった1滴の血液から、13種類ものがんを早期に発見できる―これまでの常識を覆す、画期的な検査方法が誕生した。
「血液中に存在する『マイクロRNA(以下、miRNA)』という物質を分析することで、これまでの検査では難しかった早期のがんを簡単に見つけられるようになります。患者さんの身体的な負担が減るだけでなく、精度も高い。将来的には、30マイクロリットル、1滴半ほどの血液があれば検査が可能になるでしょう」
本プロジェクトの研究開発責任者を務める、国立がん研究センター(以下、がんセンター)研究所分子細胞治療研究分野・分野長の落谷(おちや)孝広氏はこう言う。
「血液中に存在する『マイクロRNA(以下、miRNA)』という物質を分析することで、これまでの検査では難しかった早期のがんを簡単に見つけられるようになります。患者さんの身体的な負担が減るだけでなく、精度も高い。将来的には、30マイクロリットル、1滴半ほどの血液があれば検査が可能になるでしょう」
本プロジェクトの研究開発責任者を務める、国立がん研究センター(以下、がんセンター)研究所分子細胞治療研究分野・分野長の落谷(おちや)孝広氏はこう言う。
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