NHK『花子とアン』嘉納伝助役・吉田鋼太郎らに学ぶ「40すぎてから、いい味出す」人生

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最近テレビで、40歳をすぎた俳優たちの活躍をよく目にする。高い演技力、独特の存在感、憂いのある表情。彼らは若い頃、何を経験し、どんな道を歩んできたのか。「遅咲き俳優」たちの魅力に迫る。

ルックスだけでは伸び悩む

「お前が欲しがっちょったもんが見つかったき、渡そう思てな。ほれ」そう言って、蓮子(仲間由紀恵)にプレゼントのティアラを差し出す伝助。密かに思いを寄せる宮本龍一(中島歩)と会う約束をしていた蓮子は、突然、そこに現れた伝助を見て狼狽する。

 伝助は、嫌がる蓮子のことなどお構いなしに「しばらく元気もなかったき、東京中の宝石屋から探させたとばい。おー、よー似おちょるばい」と嬉々として語り続ける。



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