大特集 さようなら、猪瀬直樹。これで東京オリンピックも一安心 【緊急寄稿】曽野綾子「猪瀬さんを見て思うこと」

[ptitle]
image
理由のないお金をもらうのは気味が悪い
作家とは思えないほど拙(つたな)い釈明は、誰がどう見ても無理があった。自らの地位にこだわり続け、引き際を誤った人がいかに哀しい運命をたどるのか。彼はそのことを、身をもって教えてくれた。
作家は政治家に向かない
私は猪瀬さんがどのような方なのかよく存じ上げません。でも、先日ある新聞を見たらこんな川柳が載っていて、笑ってしまいました。
「作家だろ もっと上手に 嘘つけや」
ですって。虚構の世界を作るのは私たち作家の本職ですからね。


会員の方は