「ゼロになって死にたい」人が増えています ゼロ死のすすめ 第1部 「葬式はしない」「墓は作らない」

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第1弾の特集以来、連日編集部に寄せられるゼロになって逝きたい人々からの疑問や意見。いま日本の逝き方が激変しようとしている。

世間体を気にしない

「自分が死んだら、葬式はしなくていい。墓もいらない。それでいいんだ」

 いま、そう考える人が急増している。

 従来、自分や家族が死んだあとのイメージと言えば、

「親類縁者を集めて葬式をやって、一族の墓に入る」

 というのが一般的だった。

 だが、そうした考え方にはこだわらない、という声が全国で上がり始めている。

 その最たる例が、火葬場から遺骨(焼骨)を引き取らず、墓などは一切作らない「0(ゼロ)葬」だ。いったいなぜ、葬儀や墓に対するイメージが、これほどまでに大きく揺らいでいるのか。



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